その他のエラーメッセージ

LDAP: エラーコード 12 – 使用できない重要な拡張子

LiveCycle では、ユーザーとグループは 200 のバッチで LDAP サーバーから同期されます。LDAP サーバーから返される結果が >= 200 の場合、AutoDetectionLogic は自動的に有効になり、LDAP サーバーが Oracle Directory Server Enterprise (以前の SunOne) エディション 5.2 または 6.3 である場合はページングが無効になります。

ただし、Active Directory として機能するプロキシサーバーがある場合、ページングが有効になります。結果として、LDAP:エラーコード 12 – 利用できない重要な拡張子エラーにより同期が失敗します。

この問題を解決するには、次の手順を実行して AutoDetecitonLogic を無効にし、LiveCycle がページング要求を送信するのを防ぎます。

  1. 管理者の資格情報を使用して LiveCycle 管理コンソールにログインします。

  2. ホーム/設定/User Management/設定/手動設定に移動します。

  3. config.xml ファイルをファイルシステムにエクスポートします。

  4. 特定のエンタープライズまたはハイブリッドドメインで、LDAPUserConfig および LDAPGroupConfig という名前のノードにある <entry key="enablePaging" value= で始まるタグエントリを探します。

    デフォルトでは、エントリは <entry key="enablePaging" value="true"/> です。

  5. エントリを <entry key="enablePaging" value="false"/> に変更します。

  6. config.xml を保存して、LiveCycle にインポートします。

注意: 変更を有効にするために、アプリケーションを再起動する必要はありません。

Locator is already running

TCP を使用してキャッシュを行う場合は、TCP ロケーターの起動時に次の例外が発生する可能性があります。

Exception in thread "main" com.gemstone.gemfire.SystemIsRunningException: Locator "/usr/prod/lbs/domains/lbsdomain/idplib/caching" is already running. 
 
    at com.gemstone.gemfire.internal.ManagerInfo.setManagerStarting 
    (ManagerInfo.java:65) 
    at com.gemstone.gemfire.internal.ManagerInfo.setLocatorStarting 
    (ManagerInfo.java:61) 
    at com.gemstone.gemfire.internal.DistributionLocator.main 
    (DistributionLocator.java:87) 
    at com.gemstone.gemfire.distributed.Locator.main(Locator.java:359) 
 
[info 2009/08/26 16:18:29.770 PDT <Thread-0> nid=0x15d56d5] Locator stopped

この問題を解決するには、caching フォルダーに .locator ロックファイルが存在するかどうかを確認し、そのファイルを削除します。

com.adobe.idp.DocumentError

一部のクラスターノードからグローバルドキュメントストレージ(GDS)ディレクトリにアクセスできない場合は、次のエラーが発生する可能性があります。

  • com.adobe.idp.DocumentError: The document pointing to the file "B:¥lc9_share¥docm1245494450089¥c5c0f6c0a324c0d45396deb69b6e11db" has expired. Consider increasing the document disposal timeout

    この場合は、次のことを確認してください。

  • クラスター内のすべてのノードの時刻が同期されている

  • すべてのノードから GDS にアクセスできる

    この問題が引き続き発生する場合は、ネットワークおよび遅延の問題について確認してください。

IDPSchedulerService is not in a RUNNING state

Workbench では開始済みの状態になっていても、IDPSchedulerService が再開されません。サーバーログには次の例外が記録されます。

ALC-DSC-020-000: com.adobe.idp.dsc.InvalidStateException: Service: IDPSchedulerService is not in a RUNNING state

Workbench からスケジューラーを再起動する必要がある場合、明示的に IDPSchedulerService を開始して例外の発生を回避してください。

PDF 変換時の「Failed to delete a directory」警告

PDF への変換時に、次の警告がアプリケーションサーバーログに出力されることがあります。

WARN [Document] DOCS007: Failed to delete a directory "C:¥DOCUME~1¥ADMINI~1¥LOCALS~1¥Temp¥AdobeDocumentStorage¥local¥removeOn2006Y08M31D18h16m15s.1157028375000" after 60 attempts. The file(s) under this directory may still be locked."

常にこのメッセージがログに出力される場合は、サーバーを再起動してください。

リソースの読み込みに失敗

フォームの送信時に次のエラーが発生することがあります。
Failed to load resource: the server responded with a status of 500 (Internal Server Error). There was an error while getting data xml.

上記のエラーメッセージは、約 2 MB の画像を含むフォームを送信したときに表示されます。エラーを回避するには、小さいサイズの画像を使用してください。

PDF Generator がソースファイルを PDF に変換できない

サーバー上で PDF Generator の実行に使用したソフトウェアアプリケーションを使用しないでください。また、サーバーから文書を印刷しないでください。これが原因で PDF Generator の変換が失敗したり、ソフトウェアアプリケーションが不安定になったりすることがあります。PDF Generator で使用できるソフトウェアアプリケーションのリストについて詳しくは、 「 Adobe LiveCycle ES4 のインストールの準備(シングルサーバー)」の必要システム構成トピック内で、「ネイティブファイルを変換するためのソフトウェアのインストール」のセクションを参照してください。