LiveCycle のインストールまたは LiveCycle へのアップグレード時に、システムが必要なシステム構成を満たしていないか、システムの負荷が高い場合は、Content Services EAR のデプロイ時に Configuration Manager から不適切なエラーが報告されます。LiveCycle のインストール時か、LiveCycle 9.x またはそれ以前からのアップグレード時に、この問題が発生することがあります。
また、Configuration Manager のログには、「Failed to make SOAP RPC call: invoke」というエラーメッセージが記録されます。この不適切なエラーが発生すると、結果として Workspace EAR はデプロイされず、Configuration Manager で次の手順に進むこともできません。
このエラーが発生した場合は、次の手順を実行します。
SOAP 要求タイムアウトがドキュメントごとに正しく設定されていることを確認します。『LiveCycle のインストールおよびデプロイ(WebSphere 版)』ドキュメントの「WebLogic トランザクションのタイムアウトの設定」を参照してください。
WebSphere Administrative Console で、Content Services EAR のデプロイおよび実行が正しいか確認します。Content Services EAR が正しくデプロイされていることが確認できたら、次のいずれかを実行します。
Configuration Manager で、既にデプロイ済みで実行されている EAR の選択を解除し、まだデプロイされていない EAR(この場合は adobe-workspace-client.ear)だけを選択して、「デプロイ」をクリックします。
WebSphere Administrative Console から、Workspace EAR ファイル(adobe-workspace-client.ear)を手動でデプロイします。この手順が完了したら、Configuration Manager を再実行し、Configuration Manager で EAR のデプロイメント後のタスクを選択します。
注意: Configuration Manager で EAR ファイルをデプロイできない場合は、アプリケーションサーバーの管理コンソールから EAR ファイルを手動でデプロイできます。Configuration Manager で EAR ファイルを手動でデプロイして設定タスクを続けるには、次に示す概略に従って作業してください。
アプリケーションサーバーの管理コンソールから、必要な EAR ファイルを手動でデプロイします。
実行中の Configuration Manager のインスタンスを閉じます。
Configuration Manager を再び起動し、手動で完了した EAR のデプロイメントに続くタスクを選択します。